2007-11-25(Sun)
偏愛マップを作ってみた
娘が、クラスで「浮いて」いるようなことに悩んでいるのに、親のくせにいいアドバイスも解決も出来ない自分を情けなく思う今日この頃。
図書館に行ったついでに、「その手」の本があれば・・・と探してみて借りました。
友だちいないと不安だ症候群につける薬
斎藤隆先生、「声に出して読みたい日本語」や「三色ボールペン情報活用術」などの先生です。
テレビでも話していたのを見たことがありますが、偏愛マップというのを、娘たちと作ってみました。
各自とても好きなことを紙に書いて、それを見せ合いながらコミュニケーションをとる練習をします。
相手の趣味が自分と合わない、世間的に変だからといって、否定しまう人は、コミュニケーションがうまいとは言えませんね。
紙に書いた分野が、あまりにも偏っている人も、幅の広い人間とは言えず友達になりにくい感じがします。
次女の方は、いろんな分野にいろんなことを盛り込んだ、幅の広い「偏愛」が出きましたが、問題の長女の方は、ほとんどがアニメやゲームのこと、しかもかなり偏った趣味です。
うすうす、長女の弱点を危惧していたのですが、案の定・・・です。
でも、コミュニケーション方法の練習なので、彼女の偏愛マップを見ながら、芝居がかったしゃべり方ではありますが、お手本を見せてみました。
「へえ、こういうのが好きなんだ。このアニメ見たことないんだけど、どういう話なの?」
「私もこれ見てるよ。あの登場人物が好きだよ。あなたはどう?」
こんな風に自分の好きなことに関心を持ってもらえると嬉しいし、同じ好みがあると話が盛り上がりますよね。
「友だち」っていうのは、同じ好みの人ってことなんですよね、言われてみれば。
同じ好みの話で盛り上がれると、なんだか親しくなれます。
大人の世界も一緒。
商談を始める前に、例えばゴルフ、釣り、競馬などの話で盛り上がると、なんだか近くなった気がするものです。
そして大事なのは、自分と違う趣味だとしても、それを否定しないこと。
趣味や持ち物などを否定されただけで、自分の人格まで否定された気になってしまうことだってあります。
否定されて嬉しい人はいないでしょう?
認めてもらえると嬉しいに決まっています。
ということは、最近子供たちが何気なく軽く口にする、
「うざい」「キモい」などの言葉。
先生が実験した中学生たちの、ほとんどが口にしたことがあるそうで、しかもほとんどが言われていやな言葉だそうです。
言われていやなこと、されて嫌なことは、他人に対してしない。
この基本が、なぜかとても軽くなされてるみたいなんですよね、子供の世界。
長女も、言われたことがあるといっていました。
どう思った?ときくと、
「とてもイヤだった。傷付いた」と。
「だったら、絶対何があっても他人に言ったらだめなんだよ。」
でも、親が言っても心に届いているのか不安です。
親だからそんな当たり前のことをいうだけで、自分がされたんだから、したヤツには仕返ししてやる、と思っているかもしれません。
仕返しであろうとなんであろうと、自分がされて嫌なことはしてはいけない。
これを教えるのが大変です。
中学生という年代は、我々の頃もとても傷付きやすく、そして誰かを傷つけてしまう時期。
まして今の子達のこと、親が無関心ということが多いらしく、放っておいて悪くなることを、直してあげる力が無い。
情報に溢れすぎている。
匿名性のある情報も含めて。
小さい頃から世代を超えた友達関係が希薄で、同世代同性の友達しかいない。
いろんな要素が複雑に重なって、すぐ切れる子、すぐ自分を傷つける子、人に「死ね」と簡単にいう子、そして死んでしまう子・・・
自分の子がそうならないために、私はどうするべきか。
そういう部分の親業って、教えてくれる場も先生もいないじゃないですか。
おむつの替え方、離乳食のあげ方なんかより、よっぽど大事なのに、母親学級では習いません。
少々偏った趣味の長女ですが、その個性を否定するのではなく、開放的な方向にしむけてあげること、これが当面の私への課題です。
そして、何があっても自ら命を絶つことのないような、強い心に。




